2025年 日本一の鮎はどこの川❓
2025年9月19日、全国の鮎を食べ比べて日本一の鮎を決める、ご存じ高知県友釣連盟主催「清流めぐり利き鮎会」が今年度も四国、高知県高知市で開催され、我が激流隊のメンバーが審査員として参加されました。
「清流めぐり利き鮎会」は、鮎の味を通じて河川環境に関心を持ってもらい、日本全国の川を良くしていこう!という大会趣旨のもと、毎年開催されています。賛同して参加された河川は、北は北海道、南は九州までにおよびます。そして今年度エントリーされた河川は全国57河川でした。
今回、審査員に選ばれた当激流隊メンバーにお願いし、「清流めぐり利き鮎会」レポートをまとめていただきましたので紹介します!
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今年、26回目の「清流めぐり利き鮎会」は、全国57河川から2.290匹の鮎が集められ、審査員約280名が捕れた川の名前が伏せられた鮎を「香り」「姿」「味」など5段階を審査用紙に3段階で評価を記入し、日本一の鮎の川を選びました。
大会会場の入口は、イベントというより、
厳粛なセレモニーを感じさせる看板です。
全国57河川からエントリーがありました!
また、大会会場には過去、何回もグランプリを受賞されている和良川の大沢組合長の姿もありました。
ご本人も鮎釣りの名手です。
今回は惜しくも受賞には至りませんでしたが、定評ある和良川の鮎!
審査員の皆さん、真剣な面持ちで審査を進めます。
これが審査用紙。焼き姿、香り、わた、身、総合の5項目で判定を行います。
結果は、岐阜県の高原川がグランプリを受賞し、準グランプリ8河川は下の写真のとおりとなりました。
準グランプリは8河川のうち、長良川、吉田川、竹原川と3河川が岐阜県勢で、鮎王国の岐阜県は今年も健在でした。
最後に、
審査員として参加された激流隊メンバー談
今回、「清流めぐり利き鮎会」に参加して、このようなイベントはとても素晴らしい!と実感しました。また機会があれば、是非、参加したいと思います。
以上、高知県友釣連盟主催「清流めぐり利き鮎会」からのレポートでした。
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事務局から
いろいろな方がいろいろな立場から唯一無二の日本の鮎釣りを素晴らしい環境のなかで守ろうと日々努力をされています。
私たち釣り人ができることと言えば、当たり前のことですが、
*川にゴミを捨てない
当たり前のことですが、人が見ていなければかまわない的な自己中心的な方も時折見受けられます。
*他の釣り人や地域の人たちとトラブルを起こさない
(畑や私有地にクルマを無断で駐車して農作業の妨げになる事例が数多く出ています。)
*入川するときは必ず入漁料を払う。間違っても無鑑札で入川をしない
(今年度、岐阜の某河川で高名な某社のフィールドテスター数名が無鑑札で入川し、漁協さんとトラブルを起こした事例があったようです。…同じ釣り人として誠に情けない話です…)また、これは一生懸命真剣に鮎釣りを継承、発展させていこうとする漁協さんに対する冒とくとも言えます!基本ルールは守りましょう。
これらは必ず自分に返ってきます。釣り人ひとり一人が自覚して、友釣りという日本独特の文化をこれからも守って行きましょう!
高知県友釣連盟さん、今後とも「清流めぐり利き鮎会」、益々のご発展をお祈り申し上げます。
関係者の皆様、お疲れさまでした!