『糸の太さ』

アユを釣るとき、仕掛けの善し悪しが釣果に結び付くことも少なくないと思います。掛けバリから始まってハナカン周りに水中糸…。その仕掛けを釣り人がこだわりを持って使用してい て、その中でよく聞く話が水中糸の太さ。大河川で大きな鮎が釣れる川で細糸で挑むのは無謀とか、または太い糸は水切れが悪くなり鮎が自然に泳がなくなるので駄目だとか…。そんな双方の話を聞いて、どうすりゃいいのかこの私…。

とりあえず鮎を掛けなければ話が始まらないので私の場合、その川に合わせて極力細糸を使って鮎を掛けますが、取り込みやすそうな場所の選定が重要になります。要はリスクも楽しみのうち と書くとカッコイイのですが、実は鮎操作の未熟さを細糸でカバーしてやっています。…こんなこと書くと「掛かってばれた鮎がかわいそう」とか言うひとも出てくるのでしょうね。私は思います。細糸で大きな鮎を取り込むのも腕だし、太糸を使って鮎を掛けるのも腕。趣味を楽しんでいるのだから、釣り師の好みの問題ってことで しょうかね。よく考えてみたら釣り人の腕が良いのならば、仕掛けはなんでもいいのでは…。

こんなこと議論すること自体、おかしいことですね。それぞれの釣り師が仕掛けも釣りのうちで考えることも楽しんでいるのだから、自分が納得できる仕掛けでやりたいものです。また、ひとの仕掛けを批判することはその釣り師を批判することと同じです。相手は良いと思ってやっていることですので、自分の考えを押しつけるのはタブー。相手が「どんな仕掛けを使ってるの?」と聞いてきたら親切に教えてあげましょうよ。

でも先日、千曲川で4回も親子どんぶり。06のつまみ糸の5号のオモリ下からぶっちり。こりゃだめだ!俺の腕では歯が立たないぞ。次回はつまみ糸0.8号で勝負だ!千曲の大鮎よ、それまで首を洗って?待っていなさい!!

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